「防府市まちの駅うめてらす」を訪ねました。 - 山口県防府市 -

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    まちの駅訪問。きょうは山口県防府市にある防府市まちの駅うめてらすにおじゃまし、副駅長の藤井由美子さんに館内とその周辺を案内いただきました。

    「うめてらす」は、昨年4月にできたばかりで、まだ新しくきれいで館内もひろびろと、とても居心地の良い空間でした。また名所である防府天満宮のすぐ前にあるとあって、観光で訪れた方がほっと一息できる場所にもなっています。
    またここは天満宮など観光施設と、防府駅から続く中心商店街とをつなぐ位置にあり、移動の拠点にはもってこいの、まさに「駅」的な施設です。

    さらにここには貸し自転車のサービスもあります。もう天満宮に並ぶ名所である毛利氏庭園まで、歩いて行くには少し距離があるのですが、自転車だとすぐ。わたしもここで借りてそこに行きましたが、実に便利でした。その他市内の主だった場所にはだいたい自転車で行けるとあって、使い勝手の良いサービスです。

    しかし、すばらしかったのは、副駅長の藤井さん。若い女性ですが、旅行会社に勤めておられた経験もあって、いろいろなことに気配りのきく方です。また、生まれ育った防府というこのまちをこよなく愛してらっしゃって、まちの人々がつながりあって、まちが元気になるその可能性を、まちづくりの中に探っておられる。ただならぬ熱意を感じました。

    もちろん、このまちの駅ができて1年半ですので、なかなかスムーズに行かないこともあるようですが、そこはぼちぼちと、これから九州や全国のまちの駅とのつながりを活かしながらやっていきましょう、とお話しさせていただきました。わたしもできることでお手伝いしていきたいと思います。

    なによりもすごいなと思ったのは、まちの駅の近くを案内いただいたときに特に気づいたのですが、道行く人々が藤井さんに声をかけ、彼女からも笑顔で声をかけて、まちの方々とのコミュニケーションをつねにとっておられることです。昨年まちの駅ができここに来たときには、まわりのひとたちに対してかなり緊張感をもって接していたそうですが、いまではこれだけの打ち解けよう。彼女にはまわりを自然に変えていくチカラがあるようです。彼女のこれからの活躍がたのしみです。



     




    東出雲のまちの駅を訪ねました。 - 島根県松江市 -

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       東出雲まちの駅女寅(めとら)を訪ねました。JR山陰本線松江と米子の中間にある揖屋(いや)という小さな駅。その中にある、まさに「駅の中の駅」。接続するコミュニティバスの待合にもなっていて、地域の方が休んでいったり、おしゃべりの輪が広がったりと、しっかり地域交流の拠点になっています。そしてここは、この地方、島根県と鳥取県の両県あわせてもこの駅は、唯一のまちの駅。

      女寅外観
      女寅内部


      と思っていましたら、実はさいきん2つめのまちの駅が同町(この8月に東出雲町は松江市と合併しましたが、ここでは町のままとします)山間部にできたとのことを、このまちの駅の運営をしておられるNPO法人東出雲まちの駅女寅理事長の井上光子さんから聞きました。

      「山郷の駅」。町の介護予防拠点施設である「おちらと村」がまちの駅になっているそうです。そこで、わたしの来訪を待っておられた(有)京羅木農産の森廣光彦さんと井上さんが、「おちらと村」まで連れて行ってくださることになりました。

      山間部といっても、町の中心部から車で約5分。すぐそこでした。しかし、山の緑に包まれそばには小さな川も流れ、風も涼しい谷間の村です。おちらと村はそんな場所に、古民家風の平屋が敷地を取り囲むように造られています。

      森廣さんのところの京羅木農産は、地域のひとたちが特産品を開発・販売するためにつくられました。いわゆるコミュニティビジネスの会社ですが、この「おちらと村」も拠点にしています。ちなみに、「おちらと」とは出雲地方の方言で「ゆっくりと」という意味だそうです。この言葉どおり、ゆっくりできる場所。

      山郷の駅「おちらと村」
      山郷の駅「おちらと村」
      山郷の駅「おちらと村」


      特産品としては、西条柿が有名で、わたしもここで柿ソフトクリームをいただきましたが、あっさりとしているのに柿の風味豊かでした。畑ではいろいろな作物がとれ、タケノコの産地でもあるそうです。なんにもない田舎じゃなくて、まさに「何でもある」村。豊かな地域だなという印象でした。

      この地域に入り込んで地域づくりコーディネーターをされている、津森美春さんにもお会いしました。2年目ということですが、これから少しずつこの地域で農家民泊を興していきたいとがんばってらっしゃいました。

      このように、東出雲はきらりと光るまちづくりの担い手がいらっしゃる町ですが、まちの駅に関して言えば、まわりにまちの駅がないこともあってどうやって運営していったらよいか悩んでおられるそうです。

      そこで、ぜひ九州まちの駅の仲間にも入っていただき、フェイスブックなどを活用しながら、みんなで連携しながらやっていきましょうと提案しました。

      また町内でもっとまちの駅を広げていきたいということですので、わたしもまたこの町を訪れて、まちの駅の説明や九州の事例を皆さんにお話するなどして、これからも応援していきますと、お約束しました。

      山郷の駅「おちらと村」

      まちの駅から「ひろがる」まちづくり - 福岡県志免町・行橋市 -

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         きのうの日曜日。福岡県志免町と行橋市で、市民有志の方が「まちの駅講座」を企画してくださり、どちらもわたしが講師としてお話しにいきました。

        わたしはこれまでも各地でまちの駅についてお話しをしてきましたが、一日にふたつの会場でするのは、はじめてのこと。しかし、両会場とも少人数ながら、まちの駅をはじめたいと思っておられる方や、まちづくりについて勉強されている方ばかりに集まっていただきましたので、思う存分まちの駅の説明をすることができました。

        そして今回はどちらも、前半をわたしのお話、後半を参加いただいた皆さんによる座談会としました。

        座談会ではとくにテーマを設けずに、自由にお話しいただくこととしました。はじめはわたしのお話をきいての感想からでしたが、やがて自然な流れで、皆さんがそれぞれ関心を持っておられるテーマに広がっていきました。

        志免町では、教育問題に発展していきました。

        この町は、福岡市の周辺部にあたり、都市化が急速に進んでいる地域とあって、地域コミュニティがたえず変化を続けています。

        この場では、子どもの教育と言うよりも、主に親のことで話がすすんでいきました。

        「親がきちんとあいさつできない。仲の良い友達同士だとすぐに盛り上がるが、それ以外の人とは会話が成立しない。いろいろな世代が集まり、自然に会話が交わせるような、そんな場所が必要。まちの駅は、そんな場としての役割をもっているのではないか」。

        なるほど、まちの駅の「可能性」がひとつ見えてきました。

        志免町まちの駅講座

        ところかわって、

        行橋市では中心商店街の中のコミュニティ広場が会場とあって、商店街の活性化について議論となりました。

        行橋中心商店街といっても、いくつかの商店街組織に分かれています。

        参加くださった皆さん、日頃思っているまちづくりのアイデアを出しながらも、組織の壁を取り払って皆でいっしょにまちづくりをすることができない、組織の中で自由にものが言えない、そんなもどかしさを口々に語ってくださいました。

        でも今回呼びかけた方の「この指とまれ」に集まってきた皆さんは、こうやって自由に意見を交わすことができます。いろいろな壁を乗り越えることのできる、そんなまちの駅の「チカラ」を、それぞれがその場で感じ取っておられるようでした。

        これも、まちの駅の「可能性」ですね。

        行橋市まちの駅講座

        今回わたしも、すごく勉強になりました。企画してくださった、志免町の堤さん、行橋市の吉村さん、ありがとうございました。

        命の洗濯プロジェクト (岩手県大槌町―福岡県北九州市黒崎)

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           「東日本大震災の被災地の皆さんのために、遠く離れた北九州からも商店街としてなにかできることはないか」。

          熊手銀天街(北九州市八幡西区黒崎)の皆さんは考え、義援金をあつめたり、岩手県陸前高田市の避難所にロウソクを送ったりといろいろな取組をしてきました。ただそんななか商店街の会長さんの心には、もっとなにかできることがあるのではないかという気持ちも生まれてきました。


          20万円近く集まった義援金を、そのまま赤十字に送るのもよいが、もっとなにか他の送り方もできないものか」。

          そう考えていたところ、熊手の皆さんがとりくんでいた「まちの駅」のつながりが縁で、福岡市のボランティア団体「夢サークル」の吉水恵介さんと知り合うことになりました。


          吉水さんは、津波で壊滅的な被害を受けた岩手県大槌町に何度も足を運び、全国から集まるボランティアのコーディネートや、津波に襲われた住宅の泥の掻き出しまで、とにかく何でもやるなかで、被災者の皆さんとのつながりもできていた方です。


          吉水さん、さっそく熊手銀天街の皆さんに提案しました。


          「津波で、家はおろか身内の方々も流されてしまった皆さん。筆舌に尽くしがたい経験をされて、みんな精神的にかなりまいっています。そんな方々に、あえて温泉旅行をプレゼントしましょう」。


          熊手銀天街の会長さん、思いもかけない提案にびっくりしました。


          「生活支援が先なのではないのか、温泉旅行なんて、そんな段なのか?」


          吉水さん、「生活支援は国がしっかりやるべきこと。民と民のつながりなんだから、国ができないことをやりましょう。皆さん心身ともに疲れているんです。一日だけでも癒しの場をプレゼントしましょう。
          命の洗濯プロジェクトです」。

          会長さん、ほんとうに喜んでくれるんだろうかと思いながら、吉水さんに委ねることにしました。

          それからしばらくたった、ある日のこと。

          温泉旅行をプレゼントされた大槌町のある集落の皆さんから、熊手銀天街へたくさんのお礼の手紙や写真が届きました。手紙には温泉旅行が本当にありがたいプレゼントだったこと、商店街の皆さんへの感謝の言葉、そして写真には皆さんの旅行先での笑顔、笑顔。


          「命の洗濯プロジェクト」。成功でした!


          きょうから熊手銀天街の黒崎歴史館では、大槌町の皆さんからの手紙や写真、そして吉水さんが撮ってこられた被災直後の現地の写真などが
          、79()まで展示されています。入場無料で自由にご覧いただけます。

          黒崎歴史館は熊手銀天街の中にあります。
          ▲黒崎歴史館は、熊手銀天街の中にあります。

          被災状況の説明をする吉水さん(左)と熊手銀天街の山中さん。
          ▲ 被災状況の説明をする吉水さん(左)と熊手銀天街の山中さん

          本当に生々しい被害の状況です。
          ▲被災直後の写真が掲示されています。

          被災地に向けた思いを短冊に書いていただけます。
          ▲被災地復興への願いを短冊に書いていただけます。

          大槌町の皆さんからの手紙。
          ▲大槌町の皆さんからのお手紙

          陸前高田市の八木澤商店を支援しようというプロジェクトも黒崎で取り組まれています。
          ▲岩手県陸前高田市の八木澤商店支援プロジェクトも行われています。みんなで醤油・味噌セットを購入しましょうという取組です。

          あきらめないで。

          Facebookページ「まちの駅」を開設しています。

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            ソーシャルメディアのフェイスブックに「まちの駅」のページを開設しています。

            http://www.facebook.com/machinoeki

            フェイスブックをやってない方もご覧いただけますが、すでにアカウントを持っている方は、ぜひ「いいね!」ボタンをおしてくださいね。全国各地のまちの駅情報が送られてきますよ。



            つながるチカラ〜第4回M-9まちの駅九州会議inみやわか

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              第4回M−9まちの駅九州会議inみやわか(6月12日(日)〜13日(月)・福岡県宮若市)が終わりました。

              わたしは若宮1日目の会議の趣旨説明から司会進行、そしてまとめまでコーディネートさせていただきました。

              テーマは「つながるチカラ」まちの駅がつながることによってどんなことができるかを議論していきました。

              基調講演の今泉重敏さんは、ユーモアの中に核心をついた議論のヒントとなるお話しをくださいました。

              続いて三つ地域ののまちの駅ネットワークからの「つながる事例報告」も、もてなし、観光、商業とそれぞれ視点を変えながら、きっちりテーマに沿ったお話しをいただきました。

              圧巻だったのは、約100人の参加者全員により行われた「ワールドカフェ」改め「拡大井戸端会議」(写真)。グループを変えながらのたくさんの人との議論の中に、おそらく皆さんそれぞれ「つながるチカラ」についての答えが見つかったのではないかと思います。

              ワールドカフェ改め「拡大井戸端会議」

              ちなみにわたしなりのまとめとして、
              「顔がみえる心がみえる信頼のつながりが、
              できないことをできることに」
              というキーワードを披露させていただき、会議を終えました。

              夕方からは、商工会館に場所を移しての交流会。地元のおかみさんたちに一所懸命作っていただいた、普段着のおもてなし料理に参加者一堂感激。

              そして交流の場はじょじょに盛り上がり、まちの駅やっていひとも、やってないひとも関係なく、地域ごとにマイクをまわしての自己紹介タイムがはじまりました。

              商店主さん、役所の職員、議員、市民が立場を超えて、会議が始まるまで知らなかった同士がまるで旧知の友のように和やかに談笑しているのは、まさに「これぞ、まちの駅のチカラ」

              何よりもすばらしかったのは、会議の運営を陰で支えてくださった宮若市まちの駅の駅長さんたち。それぞれ仕事を持ちながらずっと前から準備を重ね、当日も裏方スタッフとして与えられた役割をしっかり果たしてくださいました。

              ある方に「たいへんだったでしょう?」と尋ねると、「その分楽しめましたから」とさらりと。

              宮若市まちの駅のすごさを垣間見たような気がしました。


              第4回M-9まちの駅九州会議inみやわか- 福岡県宮若市- を開催します

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                 詳しくはまちの駅ネットワークふくおかのウェブサイトをご覧ください。

                 第4回M-9まちの駅九州会議inみやわか- 福岡県宮若市- を開催します

                「踏切」

                0

                  今朝の読売新聞に、こんな記事がありました。


                   「柳ヶ浦駅(大分県宇佐市)の西側にある『航空隊踏切』。名の由来は、戦時中この辺りに置かれた宇佐海軍航空隊だ。戦争末期に神風特別攻撃隊が編成され、154人が沖縄に出撃し、戦死した」※1


                  戦争の悲劇に由来する「踏切」の名前。わたしも先日偶然ある「踏切」に出会い、同じようなことを知ることとなりました。


                  福岡県田川郡添田町。英彦山の麓に広がるこの町を仕事で訪れた折のこと。ちょうど良い時間のバスもなく、JR日田彦山線の彦山駅から目的地まで2.7キロ歩くことになりました。アスファルト敷きの車道とはいえ、ずっと上りが続く坂を20分くらい歩いたころでした。彦山駅を出た列車が、「不自然な形の切り通し」を出たところ、あたりには数軒の家屋が点在するほかは川と田畑しかない、のどかな風景の中に、その「踏切」がありました。


                  遮断機もない小さな、何の変哲もない踏切。渡って向こう側に。しかし渡るときにちらりと見えた文字が妙に気になり、いったん戻りました。


                  見えた文字。それはこの踏切の名称でした。


                  「爆発」。


                  確かにそうありました。踏切の名称と言えばふつうは所在地の住所です。するとここは、「爆発」という場所なのか。


                  興味本位に写真を撮りました。「テレビか何かに投稿したら受けるかもしれない」などと考えて。


                  しかし帰宅後、いろいろな人が書いたブログで、この「爆発」の由来について知り、わたしは愕然としました。


                  「二又(ふたまた)トンネル火薬爆発事故 1945年11月12日午後5時20分ごろ、彦山駅から約500メートル南にあった未開通の「二又トンネル」(約100メートル)で、旧日本軍が貯蔵していた火薬約530トンと信管約180キロを占領軍が燃焼処理していたところ、格納火薬の種類などを検討しなかったことが原因で爆発。近隣住民ら147人が死亡、負傷者149人、倒壊家屋135戸の被害が出た」※2


                  踏切の近くに見える「不自然な形の切り通し」は、まさに二又トンネルがあった場所であり、トンネルから上が吹き飛んでできた地形だったのです。そしてどういう経緯かいまだ不明ですが、この踏切が「爆発」と称せられるに至ったようです。


                  駅やバス停などと違って、「踏切」というのは何気ない風景の中にあって、日常の生活の中であまり気にとめられる存在ではありません。でもそんな小さな存在の中に、過去のこの場所で起こった悲しい事実が粛々と伝えられているということを、このふたつの「踏切」に教わりました。


                  「踏切」。


                  それは線路のこちらと向こうを結ぶと同時に、過去と未来、戦争と平和の世とを結ぶ、「架け橋」なのかもしれません。


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                  引用元

                  ※1 2011年2月22日付け読売新聞(九州地域版): 旅の鉄学 日豊線 「踏切、秘境 戦の記憶」

                  ※2 2009年1月14日付け西日本新聞: 「列車遅れ命拾い」証言 1945年二又トンネル火薬爆発147人死亡事故 添田町・野北さん重い口開く 戦争被害「風化させぬ」


                  第4回M-9まちの駅九州会議inみやわか- 福岡県宮若市- 開催決定!

                  0

                    第4回M-9まちの駅九州会議inみやわか- 福岡県宮若市- の開催が決まりました。速報版の案内をまちの駅ネットワークふくおかのウェブサイトにアップしておりますので、ご覧ください。

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                    降灰体感缶詰「ハイ!どうぞ!!」

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                      先日鹿児島に行ったときに、NPOの方から「お土産です」と手渡されたのが、これ。

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                      降灰体験缶詰「ハイ!どうぞ!!」。

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                      要するに、桜島から降り注いで積もった火山灰を缶詰にしたものです。

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                      もちろん食べることはできませんし、もともと地元の人にとっては迷惑以外の何ものでもない、「灰」ですから他に活用のしようもありません。

                      これを作っているのは「垂水市観光・地域産業活性化協議会」という組織で、単なるユーモアとして販売しているようです。

                      でもこの発想、すばらしいなと思いました。

                      迷惑だからと言って逆らうことができない大自然の産物に対して、それを逆手にとって商品として売り出す。それはそのままその地域ならではの特産物となります。また、他の地域の人にはなかなかわかってもらえない降灰の大変さを、少しでも知ってもらうことになります。

                      まちづくりのヒントをまたひとつ、この小さな缶詰からいただくことができました。

                      ところで先日このことをツイッターでつぶやいたところ、東京の方から次のようなリプライがありました。

                      「お仏壇のお線香をたてる灰にしたら、よいかも。うちは先祖代々、屋久島出身なので、屋久島の永田浜の砂でお線香をたてています。ゆかりのものって離れると心の支えなのかもしれません」。

                      なるほど。こういった使い方って良いですね。


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